こんにちは、発達障害+知的障害のある凸凹男子(小学生)を育てている もも です。
この記事では、息子が3歳4か月のときに療育手帳を取得した体験を、できるだけ正直に書いていきます。「どこで申請するの?」「判定って何をするの?」と不安な方の、道しるべになればうれしいです。
この記事を読むとわかること
- 療育手帳を取ろうと思ったきっかけ(医者に取り合ってもらえなかった話)
- どこで申請・判定するのか(児童相談所)
- 判定当日の流れと、子どもの様子
- 面談で親が準備しておくべきこと(メモ&心の準備)
- 手帳を受け取るまでの期間
- 療育手帳で受けられたメリット(駐車場無料など)
療育手帳ってどんなもの?
療育手帳は、知的障害のある子どもや人が、さまざまな支援やサービスを受けやすくするための手帳です。判定の程度によって区分が分かれていて、これがあると手当の申請、税金の控除、公共料金や施設の割引など、いろいろな支援につながります。
※手帳の名称(自治体によって呼び方が違うことがあります)・区分・受けられるサービスは自治体によって異なります。最新の情報はお住まいの窓口でご確認ください。
きっかけは「お医者さんに取り合ってもらえなかった」こと
最初に息子の発達の心配を相談したのは、近所のかかりつけの小児科でした。でも返ってきたのは「何言ってるの?」というような反応。”様子見”で終わってしまったんです。
でも、私はずっと感じていました。小児科の待合室で、泣いて暴れて、外に飛び出していくのは——いつもうちの子だけ。毎日いちばん近くで見ている母親には、ちゃんと”違い”が分かっていました。
結局、動くきっかけをくれたのは、同じ障害児を育てるママ友でした。「療育手帳、取れると思うよ」と教えてもらって、ようやく前に進めたんです。専門家より、同じ立場のママ友のほうが頼りになる——これは私が何度も実感したことでした。
母親の勘は、たぶん何よりも正確なセンサーです。「気のせいかな」と思っても、その違和感を信じて動いていいんだと、今は思います。
申請先は「児童相談所」だった
療育手帳の判定をするのは、児童相談所でした(自治体によっては市区町村の福祉窓口が入り口になることもあります)。息子が3歳4か月のころ、迷わず申し込みました。予約から判定の日までは少し待ちましたが、思っていたより手続きはシンプルでした。
判定当日の流れ|面談と発達検査
判定の日、児童相談所でやったのは大きく2つでした。
- 心理士さんとの面談
- 積み木などを使った発達検査
検査では、息子は落ち着いていられず、用意された検査の半分くらいしかできませんでした。でも、それも含めて”今の様子”。できなくても大丈夫、ありのままを見てもらう場なんだと、あとから思いました。
【大事】面談は「親が子どもの困りごとを伝える」場|メモとメンタルケアは必須
ここは、これから受ける人にいちばん伝えたいこと。面談では、子どもの困りごとを、母親である私が言葉にして伝えなければいけませんでした。
これが、思った以上にこたえます。普段の「できないこと」「困っていること」を、改めて一つひとつ口に出すのは、正直つらい。だから、これから受ける方には2つ準備をおすすめします。
- 事前に「困りごと」をメモにまとめておく(その場で思い出さなくて済むし、伝え漏れも防げる)
- 「今日はわが子の大変なところをたくさん話す日」と心の準備をしておく(メンタルケア、本当に大事)
終わったあとは、がんばった自分を、しっかり甘やかしてあげてくださいね。
手帳が届くまで|思ったより早かった
受け取りは早かったです。わが家は月の頭に検査を受けて、その月末には交付。手帳は郵送で届きました。「もっと何ヶ月もかかるのかな」と思っていたので、ちょっと拍子抜けするくらいでした。
療育手帳で受けられたメリット
実際に持ってみて「取ってよかった」と思える場面はたくさんありました。わが家で特に助かったのはこの2つ。
- 税金の控除(障害者控除)
- 公共の公園などの駐車場が無料になる
特に駐車場の無料は、地味だけど本当にありがたかった。当時、周りの目が気になって、人の少ない遠くの公園に、朝早くからよく出かけていたんです。のびのび遊ばせてあげたくて。その”いつもの遠出”の負担が軽くなって、制度って「数字」じゃなく「毎日の暮らし」に効くんだな、と実感しました。
このほかにも、手当の申請、公共交通機関の割引など、療育手帳で受けられる支援はたくさんあります(内容は自治体によって違うので、窓口でもらえる一覧をチェックしてみてくださいね)。
これから療育手帳を取ろうか迷っているあなたへ
もし今、「うちの子、手帳って必要なのかな」「持たせていいのかな」と迷っているなら——
母親の勘を、信じてあげてください。
専門家に「様子見」と言われても、毎日見ているあなたの違和感には、ちゃんと意味があります。手帳を取ることは、わが子を決めつけることじゃなくて、わが子が受けられる支援の扉を開くこと。使える制度を知って、選択肢を増やしてあげることです。
動き出すのは勇気がいるけれど、その一歩は、子どもにも、そしてがんばっているあなた自身にも、ちゃんと優しさを返してくれます。あのときママ友が私の背中を押してくれたように、この記事が、あなたの背中をそっと押せますように🌱
※この記事は、わが家が取得した当時の体験をもとにしています。療育手帳の名称・区分・申請窓口・受けられるサービスは、年度や自治体によって異なります。最新かつ正確な情報は、必ずお住まいの市区町村や児童相談所の窓口でご確認ください。


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